Azureサブスクリプションの使用制限とは
Azureサブスクリプションには、初期状態で使用制限が設定してあります。この使用制限とは、予想外に課金されてしまい支払いが増えてしまうことを抑止してくれる親切な機能です。
しかし、この機能が設定されている場合、各種追加機能が使用できないことがあります。ClearDBの有料版や、SendGridなどが使用できない機能です。ClearDBの有料版などはサブスクリプションの無料部分からは支払うことが出来ないため、登録したクレジットカードから引き落としされることとなります。
使用制限を解除しクレジットカードを登録することで、Azureを最大限に使用することが可能です。もちろん、使用額が思わぬ高額にならないように管理する必要があります。
時々質問を受けるので、簡単にまとめると下記のようになります。
- 使用制限を解除しても、上限に到達した時に停止する機能がなくなるだけで、サブスクリプションの無料部分は引き続き使用できます。
- 上限がなくなるため、サブスクリプションの無料部分を超えた額は、クレジットカードでの追加の支払いとなります。
- ClearDBの有料版などは、サブスクリプションの無料部分から支払うことは出来ないため、クレジットカードでの追加の支払いとなります。
Azureアカウントポータルにアクセスする
(1)クレジットの状態の詳細画面を表示する
現行のAzureポータルサイト(https://manage.windowsazure.com/)の場合、ページ上部の「クレジットの状態」をクリックし、表示された課金表示の「詳細を確認してください」をクリックし、Azureアカウントポータルにアクセスします。
(2)使用制限の解除
使用制限の解除ページで、「はい、使用制限を解除します。」を選択、ドロップダウンリストから「使用制限を無期限に解除」を選択し、右下のチェックマークをクリックします。
上記操作によりAzureサブスクリプションの使用制限を解除しました。
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